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馬インフルエンザが猛威を振るう中、JRAは19日、今週の開催(新潟、札幌、小倉)の有無を23日までに決定する意向を明らかにした。また、開催に向けて出走予定馬に対する検査を20日、21日の2日間で行うことを発表。全休日を返上し、最前線では懸命の対応が続く。
JRAは、引き続き危ぶまれている今後の開催について「遅くとも23日の出馬投票(正午開始)の前までに判断したい」との見解を示した。開催に向けての努力を続ける姿勢に変わりはなく、この日の特別登録も通常通りに行われた。
まずは20、21日の2日間で、今週の競馬(25、26日)への出走を希望する馬に対しての疫学調査を実施する。簡易キットを用いた調査で状況を把握し、分析資料とする。JRAは「分析結果が開催の有無に直結するものではない。あくまで1つの要因で、開催は総合的に判断する」としているが、実際には大きな基準となるのは間違いない。
ただ、検査結果の数値はすぐには発表されない。正式発表は分析が終わった後となり、各調教師に対しての回答も個別の問い合わせがあった場合のみ。現場の関係者の中には「検査の数字=開催の判断」と認識している者も多く、混乱を招くかもしれない。
この問題に対するJRAの一連の対応は、相変わらず鈍い。日本調教師会の労務担当関東本部副部長である杉浦宏昭師(47)の「出馬投票後の再検査を行うようJRAに要請した。再検査が不可能な場合は、出走させないという意思は伝えてある」という声に対しても「今の段階ではまったく決まっていない」という。陽性だが発症していない馬の扱いなど「出馬投票できる馬」についての基準もあやふやなままだ。決定までに一定の期日を設けることにより、先週のような直前のドタバタ劇は避ける意図は見える。だが、先の見えない状況は何ら変わっていない。
(日刊スポーツ)