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新潟記念(G3、芝2000メートル、26日=新潟)の有力候補だったサンレイジャスパー(牝5、栗東・高橋成)が23日、栗東トレセンで出馬投票後に行われた馬インフルエンザの再検査の後、出走できなくなった。JRAは今週の競馬開催について「陽性だが発症していない馬」の出走は認めないとしており、同馬に陽性反応が出たとみられる。この日は美浦トレセン、札幌、函館、小倉競馬場でも再検査が行われ、午後9時に今週の出走馬が確定した。
競馬開催へ向け、JRAは出走馬の馬インフルエンザ全頭検査を行った。出馬投票開始を通常の正午から4時間繰り上げ、午前8時にスタート。検査は、投票された全馬に対して粛々と実施された。本来JRAは「陽性でも発症していない馬の出走が制限されることはない」としているが、今週に限っては出走を認めない方針を打ち出している。
そうした状況下で、新潟記念の有力候補とみられていたサンレイジャスパーは出馬投票されたものの、再検査後に同レースの出走を取りやめることになった。高橋成師は「私からは何も言えない」と明言を避けたが、厩舎関係者によると再検査で陽性反応が出たという。投票された馬は20、21日にも検査を受けており、陰性だった馬だけが投票可能となっていた。ジャスパーもその時点では陰性。22日の追い切りでは坂路4ハロン50秒7の好時計で万全をアピールしていたが、その間に感染したと推測される。
この日は栗東トレセンのほか美浦トレセン、札幌、函館、小倉競馬場でも、出馬投票のあった馬に対して再検査が実施された。JRAが発表した「今回の開催実施の決断が覆ることはない」という方針の表れ。厳しく検査を行うことで、出走馬の体調管理を徹底し、ファンへ公正競馬をアピールするためだった。
新潟記念には32頭の登録があったが、週明けの段階でヴィータローザ、タマモサポートといった有力馬が陽性となったため出走を断念。さらに1番人気候補のジャスパーまでが姿を消し、ファンにとっては残念な結果となった。
(日刊スポーツ)